第70回鎌倉市学生音楽コンクール本選会終わりました!
2024年11月24日(日)鎌倉生涯学習センターにて行われた、第70回鎌倉市小・中・高 学生音楽コンクール本選会で審査員と表彰式での講評を務めさせていただきました🎻
9月に行われた予選会を通過した43名の方々が参加されました。
(弦楽器部門は22名。うち3名は欠席でした。)
9月の予選会も審査しましたが、この2ヶ月での皆さんの成長も感じられ
聞き応えある本選会でした!
表彰式では先生方を代表して講評を述べさせていただきました。
この大役に務まるのか不安でいっぱいでしたが、先生方がたくさん講評を書いて下さり何とか無事に役を果たすことができました😆
人前で話すって本当に緊張しますね💦
コンサートのトークは全然大丈夫ですが、かしこまった場面でのスピーチは
演奏するより緊張しました😅
講評はピアノ・声楽部門の先生方と重なる点もありましたが、私がお話したポイントは2つ✨
1つ目は選曲について。
技術的に高い方は多くいらっしゃったのですが、コンクールでは特に低学年だと難曲を選びがちです。
難しい曲にチャレンジすることは悪いことではありません。
ですがまだ基礎的なテクニックが不十分で弾くことに精一杯になってしまい、伴奏とアンサンブルができておらず、縦の線が合っていなかったり、弦楽器を演奏する上で最も重要な音程が合っていないまま演奏を続けていた方もいらっしゃいました🥺
この点はどのコンクールでも審査員の中で必ず話題になります。
レベルの高い曲にチャレンジして音程など基礎的な部分や、音楽的表現がままならないのなら、自分に合ったレベルの曲で音程を完璧にしたり、表現を追求した演奏をした方が審査員への印象は断然良くなります🙌
2つ目は音楽的視点を広げること。
学生の頃はどうしても技術の向上ばかりに目が入ってしまいます。
ですが長い音楽人生と考えたとき、音楽的視点を広げることはとても大切。
バイオリン以外の音楽を聴いたり、例えば美術や絵画などの音楽以外の芸術に触れてみましょう!
色々な経験をして感情や想像力を磨くと、音楽に深みが増して人を惹きつけられる演奏ができるようになっていきます😌
作品の時代背景や作曲家の特徴を勉強して理解を深めることも大切です!
2つ目のポイントは私もまだまだ発展途上・・・
音楽にゴールはないので1つ1つコツコツと焦らず積み重ね、
研鑽を積んでほしいと思います!